全くの初心者が、余剰資金ではないお金でFXを始めたら…

反省

2日目に、65,000円という、えげつないマイナスを出してしまい、さすがに、FXからは足を洗おうと思いました。

 

ただ、失敗したからと言って、何もせずに撤退するのでは、人間成長しませんよね。
何が悪かったのか、自分なりに反省してみることにしました。

 

日をおいて、改めて考えてみると、大きな問題点がいくつか浮かび上がりました。

 

 

1つめは、ポジション数&ロット数

 

「みんなのFX」では、1ロットの取引でも、200倍のレバレッジが使えるので、ついついポジションを持ちすぎてしまいます。
約5,000円で1ロット持てるわけですからね。

 

あの時の私は、レバレッジ200倍×3ロット単位で取り引きを行っていました。
0.027円の値動き=500円ずつ利益を積み重ねていこうと思っていたからです。

(スプレッドが1銭なので)
ところが、この方法は、急激に値が動くと、尋常じゃないぐらいの勢いでマイナスが増えていきます(逆もあります)。

一気にマイナス5,000円ぐらいまで膨らむと、

 

「どうせ、もう1回、逆に動くだろうから、もうちょっと待って、マイナスが減ったところで決済しよう」

 

なんて考えるようになり、そうこうしている間に、損切りのタイミングを完全に失います。
私の場合、3ロット×3ポジションぐらい持っていましたから、マイナスの合計が大きくなると、完全に冷静でいられなくなり、とんでもないレートで逆指値決済の注文を入れていました。

 

 

2つ目は、あせり

 

私の場合、始めて2日目の初心者だったので、この「あせり」が特に顕著でした。
気持ちに余裕がないと、冷静な判断が妨げられ、どんどんと悪い方向に向かっていくことになります。

 

やはり、自分の中で売買の条件をしっかり決めておき、それを必ず守るようにしないと、特にマイナスを出したときに、損失を膨らませることになります。
後になって、冷静にチャートを眺めてみると、自分がいかに悪いタイミングで、取り引きを行っていたかに気付きました。

 

今は特にあてはまると思うのですが、1日スパンで見ると、だいたいプラスマイナス「0」にできるタイミングが訪れています。
そのときまで待てる余裕を持つために、冷静でいることの重要さを痛感しました。

 

また、スプレッドの1銭をきちんと把握しておき、狙った利益を出すには、レートが幾らまで動けば良いのかを、しっかり計算する必要があります。
スプレッドが存在する以上、注文が約定した時点では、マイナスなのですから。

便利な注文方法(IFD,IFOなど)と組み合わせて、リスク管理を常に頭に置いて注文を出さなかったのは、問題だったと思います。

 

 

3つめは、身分相応の取引に徹すること。

 

資金、経験、自分のおかれている立場など、身分に合ったレベルで取り引きをしないと、決してうまくいかないような気がします。
私の場合、3ロット×3ポジション〜5ポジションと、今思えば自殺行為に等しい取り引きを行っていました。

 

15ロットといえば、15万ドルです。
日本円にして、ほぼ1,500万円です。

私は、そんな金額を動かせるほどの器では、到底ありませんでした。

 

初めのうちは、小さめのレバレッジでコツコツと、が一番だと思います。

 

 

思いついただけでも、反省点だらけ。
でも、気付きも沢山ありました。

 

これらを踏まえて、自分なりの取引スタイルを探っていこうと思っています。

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